人気ブログランキング | 話題のタグを見る

新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
 言葉の奇術師=小林さんは『サピオ』平成21年12月16日号で、竹田恒泰氏を次のように批判しています。

「竹田氏は、旧宮家が頻繁に皇室から嫁をもらったり、逆に皇室に嫁を送ったりしてきたことを強調し、こう言い出す。
『つまり、男系を辿ると何百年かさかのぼるかもしれないが、実際には、近親関係を保ちながら血のリレーの伴走者をしてきた。それが世襲親王家なわけです。ですから、何親等も離れているというのは、重要なことではありません』
この『血のリレー』は女系のことである。あれだけ否定した女系の血を自分の都合のいい時だけ最大限利用するのだ。」(79頁)

 ここで使われているペテンに読者はお気づきになりますか?
 竹田氏は、親王家は何百年も遡る男系による「血のリレーの伴走者」の立場を補強する意味で、女系による「近親関係を常に保ったきた」と言ってるのに、小林さんは、「竹田氏のいう『血のリレー』とは女系のことだ」と曲解して批判しているのです。自分の方は都合の悪い時には女系を隠すのにね。

○ちょっと補足
 小林さんが、民間の「女帝」(『サピオ』9月29日号64頁)だと言っている櫻井よしこ氏や金美齢氏は男系主義者ですよね。となると、「自称保守の論壇オヤジ」に媚びを売る「論壇ホステス」(同66頁)ということになりますが??? 

○単なる「つぶやき」
 彼は、運動神経の良さだけでやってきたアスリートのように見えます。基本を身につけてこなかったので、年齢による衰えが出はじめると、もうごまかしようがないという感じです。だから「若さに固執主義者」にならざるを得ないのでしょうか? 加齢を受け入れられないというのは、確かに、現代人に共通な精神の偏りではあるのでしょうが・・・。
# by nitta_hitoshi | 2010-09-11 23:02 | 小林よしのりさん批判
 小林さんによれば、田中卓先生の前では「借りてきた猫のように萎縮してしまう」(『サピオ』平成21年8月26日号73頁)という高森明勅氏は、小林さんが『天皇論』に「元々、天照大神は女性神である。ならば日本の天皇は女系だったと考えることもできる」(345頁)と書いた原稿を見せたところ、「ここまで描いていいんです?」(『サピオ』平成22年3月10日号59頁)、「命がけの論争になりますよ」(同60頁)と言ったそうです。

 私が不思議なのは、高森さんは、何故、その時「この主張は、オシホミミノ尊を素戔嗚尊の子であるとする私の説とは合いません。その矛盾を突かれることになりますよ」と言わなかったのでしょうか。

 それは、小林さんの性格をよく把握していて、こういう言い方をすれば、女系派に引き込めるという高森さんなりの計算があったからではないか、と私は思っています。

○ちょっと補足
 成文法絶対主義者・成文法固執主義者=小林さんは、「そもそも古来、日本には皇位継承に関する成文法は存在しなかった」「実に融通無碍、柔軟に皇位継承が行われててきたのが実情で、皇位継承は男系に限るなどという法が作られたことはなかったのである!」(『サピオ』9月29日号55頁)と書いています。
 彼の言っていることは、「人が気付くまで自然界に法則はなかった」「誰かが発見するまで言語に文法はなかった」というのと同じです。
 彼の論法に習えば、「“日本の国語は日本語である”という法律はないのだから、日本の国語は融通無碍で、日本語に限られていない。現に日本で英語を話している者もいる」ということも可能でしょう。
 そういえば、国旗国歌法が出来る前、「法律で決まっていないのだから、国歌が日の丸で、国歌が君が代だというのは根拠がない」と言っていた人々がいましたね。
 「常識や伝統は、当たり前すぎて、かえって書かれない。誰もが分かっていることだから、そもそも書く必要などなかった」ということが分からない非常識な人には困ったものです。 アンビリーバブル! イギリス人びっくり!!

○単なる「つぶやき」
 57にもなって、まだまだ「成長」している、なんていうのは「未熟」な証拠。「女にもてる」なんていうのは「家庭が不幸」な証拠。そう受け取られても仕方のない告白をしているにもかかわらず、その恥ずかしさに気付がないでいられるのは、ある意味では幸せな才能なのかもしれません。
# by nitta_hitoshi | 2010-09-10 21:06 | 小林よしのりさん批判
 豹変家=クレムリン小林さんは、『サピオ』平成21年12月16日号82頁で「わしは皇族以外は誰だって平等に、こっぴどく批判する」と書いていました。
 ところで、『サピオ』平成22年3月31日号では「伏見宮家」を批判し、『サピオ』平成22年4月21日号では「三笠宮」を批判し、と皇族批判に踏み込んでいます。
 他人には、言葉を厳密に使うことを求めながら、自分はその場の都合で次々に言葉を裏切っていく、それを「学ぶ」とか「成長する」とかという言葉で糊塗する、これはいかがなものでしょうか。

○ちょっと補足
 言葉の詐術士・小林さんは『サピオ』9月29号で、男系継承の歴史を否定しよう、貶めようと必死になってますが、「男系」と「男系男子」、「女系」と「女帝」の混ぜ合わせに注目して読むと、彼の詐術のカラクリが解けます。
 泥水をかき回して、なんだか判らないようにして、その間に逃げようとか、勝ったことにしようとか、してもダメです。

○単なる「つぶやき」
 いくら王さんや長島さんが偉大な選手でも、もう現役投手の玉は打てません。それが時の流れの残酷なところです。小林さん。
# by nitta_hitoshi | 2010-09-09 21:26 | 小林よしのりさん批判
 言葉の奇術師=クレムリン小林さんは、「旧宮家復活」を望む人々のことを「彼らは『ニセ有栖川宮』の結婚式にご祝儀を持っていった芸能人と何に変わらない!」(『サピオ』平成21年12月16日号81頁)と書いていますが、酷い言いがかりだと思います。「旧宮家」の男子の方々が皇室の血を引いていることは、小林さん自身が認めていることではありませんか。

○ちょっと補足
 原典は無視リスト=小林さんは「女神・天照大神が皇祖であることまで躍起になって否定しようとしている」(『サピオ』9月8日号62頁)と書いていますが、誰のどのような発言や記述を指して言っているのか、名前と出典を明らかにしてほしいですね。それができなければ、単なる誹謗中傷ということになるでしょう。
 ついでですが、彼のこのような論法・姿勢をどう考えておられるのか、彼の「間違いを指摘」しておられという先生方にお伺いしたいですね。

○単なる「つぶやき」
 『サピオ』9月22日号を読みました。いくら論敵とはいえ、かつて立派な仕事をした人が壊れていくのを見るのは悲しいものですね。かつての小林さんは、人を笑わせる人でしたが、今や人に笑われる人になってしまいました。
# by nitta_hitoshi | 2010-09-08 21:04 | 小林よしのりさん批判
 言葉の奇術師=クレムリン小林さんは、『サピオ』平成21年12月16日号76頁で、竹田恒泰氏を批判して、次のように書いています。
「竹田恒泰氏だが、そもそも彼は「旧皇族」ではない。「旧皇族」とは、昭和22年の皇籍離脱以前に皇族の身分だった人であり、恒泰氏はもちろん、その父・恒和氏も一般国民として生まれている。ところが竹田氏は『旧皇族が語る天皇の日本史』という本まで出しているのだ! プロフィールでも「旧皇族・竹田家に生まれる」と、彼自身が旧皇族かと誤解される表現を使っている。「消防署の方から来ました」みたいなものだ。これでは旧皇族という「偽ブランド」で商売していると勘繰られても仕方なかろう」

 小林さんは、自分の言葉使いには甘いのに、他人の言葉使いには随分厳しいですね。これでは「ダブル・スタンダード」「揚げ足取り」と「勘繰られても仕方なかろう」と思います。皇籍取得に関して大切なのは、竹田氏が「旧皇族」であったかどうかではなくて、「旧皇族の血を引いているかどうか」です。この点に関して疑問の余地はないにもかかわらず、「「偽ブランド」で商売していると勘繰られても仕方なかろう」というのは酷いですね。

 寛仁親王殿下が「旧皇族復帰に違和感はない」(『皇室と日本人』84頁)と仰っていることを、彼はどうして無視するのでしょうか?

○ちょっと補足
 原典は無視リスト=小林さんは「『むしろ傍系の方が正統だ』と言い出した者までいる」(『サピオ』9月8日号62頁)と書いていますが、誰のどのような発言や記述を指して言っているのか、名前と出典を明らかにしてほしいですね。それができなければ、単なる誹謗中傷による印象操作ということになるでしょう。
 ついでですが、彼のこのような論法・姿勢をどう考えておられるのか、彼の「間違いを指摘」しておられという先生方にお伺いしたいですね。
# by nitta_hitoshi | 2010-09-07 23:00 | 小林よしのりさん批判