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新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi

2010年 07月 26日 ( 1 )

ゴーマニスト「降格」準則

32.ペテンの論法で読者を欺こうとしたら降格! つつぎ

 いつか書こうと思っていたことですが、「高森さんは、もう学者であることを止めてしまったんだな」と感じた瞬間がありました。3月6日放送のチャンネル桜「皇位継承問題を考える」の中で、彼が「『神皇正統記』も直系を唱い上げている」(YouTubu版9ロール目の25分38秒)と言った時です。

 これは、重要な言葉を一部省くことで、意味を正反対にしてしいまうというペテンの典型です。どんな言葉が省かれたのかと言えば、「男系の」です。『神皇正統記』は男系を絶対の前提として、神武天皇から後村上天皇へと連なる直系の皇統を「まことの継体」として「世」という単位で数えています(後村上天皇は50世)。ですから、女性天皇はすべて「世数」からは除かれています
 したがって、「『神皇正統記』は男系の直系を唱い上げている」と言わなければならないのに、高森氏は「男系の」という絶対的な前提を隠して、『神皇正統記』を自らが主張する直系優先主義の論拠に利用しようとしたわけです。

 この高森氏のペテンにひっかかってしまったシナ男系絶対主義者=クレムリン小林さんは、滑稽にも、女性天皇公認の根拠に『神皇正統記』を持ち出して「北畠親房は『直系』を『正統』と呼んで重んじていた!」(『Will』平成22年9月号200頁)と書いてしまいました。天智天皇を女性に描いて気付かないほどの歴史音痴なのですから、騙されるのは仕方ないのかも知れません。ただ、「保守系知識人やメディアに騙されていた」(『サピオ』8月4日号66頁欄外)という体験から「何も学習していない」のは残念です。

○単なる「つぶやき」
 『Will』平成22年9月号を読んだ友人に「小林さん、相当困っているみたいだね。本気で誰かに新田さんを止めてほしいと思っているみたいだよ。もうすぐ、『わしは忙しい』とか、『もう決着はついた』とか言って、逃げ出すんじゃないかな」と言われました。その後の言葉が凄かった。「だから、ここで弛めちゃダメだよ!」
by nitta_hitoshi | 2010-07-26 21:00 | 小林よしのりさん批判