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新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi

2010年 07月 08日 ( 1 )

ごーまんかまさせていただきます。

⑥.「わしは天皇の御言葉に反しても、日本の伝統を強制する悪役に徹していこうと思っている」(『天皇論』370頁)という記述は、自ら高唱する「承詔必謹」に明確に反していますので『天皇論』のリコールを求めます。 
これを誠実に実行できるかどうかで、小林さんの「承詔必謹」が本物か、偽物か、つまみ食いか、面従腹背か、確認できることでしょう。

ゴーマニスト「降格」準則

20.議論に勝つために自己否定するようになったら降格!

 シナ男系絶対主義者=クレムリン小林さんの漫画と酒井信彦氏の論文とを比較して読んでいるうちに、重大なことに気付いてしまいました。ちゃんと読んでいたはずなのに、これまでは気付きませんでした。

 それはこんな記述です。
●酒井氏
◎夫婦養子というものがありまして、その家に夫婦揃って養子に入るわけです。このようなケースでは、血縁としては男の系統でも女の系統でも繋がらないけれども、家としては続いていく、ということになります。/このように実際の血統を絶対視せず、男系・女系の区別にもこだわらないというのが、日本の社会の伝統であり文化なのです。したがって私は女系容認が日本の文明だと考えます。93頁
血統を重視しないのが日本文明の特徴なのだと私は思います。実は日本で使われる諺がそのことを端的に示しているのです。「氏より育ち」という諺があります。氏というのは血統です。血統よりも育ち方が重要なのだという考え方です。それから、「兄弟は他人の始まり」という諺は、どれも血統を重視しない日本文化、日本文明の特徴を現しています。血統そのものをこれだけ重視しないのですから、男系女系という問題自体が、これまで日本の文化ではそんなに厳密に考えられてこなかったといえるでしょう。99頁
◎私ははっきり言って、女性天皇はもちろん女系天皇でも宜しいと考えています。それは何故かというと、日本国民の親族の継承の在り方が基本的に女系容認だからです。だから今まで皇室には一人も女系の天皇がいらっしゃらなかったとしても、皇室だけでやってきた慣例は変えて、日本の国民一般と同様、女系容認になって頂いて宜しいのではないかと考えます。それこそ君臣一体ではありませんか。100-101頁

 酒井氏が言うとおり、「血統を重視しないのが日本文明の特徴」であって、「皇室だけでやってきた慣例は変えて、日本の国民一般と同様」にすることが、「君臣一体」だとするならば、その論理の行き着くところは、皇室が皇統にこだわらないことが最も日本文明に合致しており、それこそが究極の君臣一体だということです。たとえ、自ら積極的に主張しなくても、皇室否定論者からそう指摘されたら否定しようがないでしょう。

○単なる「つぶやき」
 小林さんと論争していて、自分の知らない優れた専門知識をもっていて、批判的な指摘をしてくれる友人というのは、本当に大切で、有り難い存在なのだ、としみじみ思うようになりました。
by nitta_hitoshi | 2010-07-08 20:01 | 小林よしのりさん批判