新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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正月の皇居と靖国神社(平成19年1月17日)

「私、靖国神社に行ってみたい」。クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を見て、小学五年生の長女がそう言い出したので、正月に靖国神社に行くことになりました。「どうせ正月に東京に行くのなら、皇居にも行こうよ」「それなら、一般参賀のある一月二日にしよう」ということで、家族の意見がまとまりました。

午前中に、まず皇居に行ったのですが、人が多いのに驚きました。中にに入っていく時には、立ち止まると将棋倒しになって危険なので、「立ち止まって写真を撮るのはおやめ下さい」と再三言われ、二重橋の前で記念写真を撮ることもできませんでした。外国人も多くて、「なんで外国の人まで、お正月にこんなに天皇陛下に会いに来るんだろうね」と娘は不思議がっていました。

 天皇陛下がお出ましになった時には、私たちの前に背の高い韓国人が二人いたために、私は娘と息子を変わるがわる持ち上げて、皇族方のお姿を見せるのにてんてこまいでした。「日の丸」の小旗が多いのは嬉しいのですが、みんなが振ると御皇族のお姿が見えにくくなって困りました。

 午後に行った靖国神社では、大鳥居からずらっと出店が並び、やはり人出が多くて、お祭りのようでした。猿回しや琴の演奏など、とても賑やかで華やいだ雰囲気でした。遊就館(附属博物館)も人がいっぱいで、ここでも外国人が多いのに驚きました。でも、一部のマスコミ報道から受ける印象のように、彼らが展示内容に反発を感じていたり、日本人の敵愾心に恐怖を感じているといった様子ではありませんでした。日本人も外国人もみんな静かに、興味深げに展示に見入っていました。

 本当は明治神宮にも行きたかったのですが、展示を見ていたら時間が無くなってしまいました。展示室を出て売店に行くと、娘と息子がよってきて、「お父さんの本(『首相が靖国参拝してどこが悪い!!』)もあるよ。今、手にとって読んでる人がいるんだけど、買ってくれるといいね」と言うので、みんなで買うように祈ったら効果がありました。「サインしましょうかって言ってみようか」と言ったら、「変な人だと思われるからよしてよ」と子供達に止められました。

 私は、高校を卒業してから就職するまで、十一年間東京にいたのですが、帰省していて正月の皇居や靖国神社の様子は知りません。今回、娘のお陰でそれを体験できました。百聞は一見にしかず。皆さんも行ってみられてはどうでしょうか。日本人の心の奥にあるものを垣間見る機会になるかもしれません。
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by nitta_hitoshi | 2007-01-18 22:15 | 心のシンフォニー