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新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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女系天皇論の非論理性・非歴史性・非倫理性(5)

高森ウィンドウズ104回で、高森さんは、彬子女王殿下の御言葉に対して「傍系の一女性皇族の片言隻語」(4分15秒、5分20秒)という言葉を使いました。とても嫌な感じでした。「自分には意志を尊重すべき皇族の範囲を確定する権利がある」と思い込んでいるように聞こえたからです。

旧宮家の男子の方に対して「旧宮家系一般国民男子」という言葉使った時も同じ感じを受けました。「君臣の分義」を錦の御旗にして、「一旦臣籍に降ったら俺と対等だ」と言っているように聞こえたからです。

 天皇陛下の御意志云々という議論の時もそうでした。「自分には天皇の御言葉の意味を決定したり、御意志を断定したりする権利がある」と言っているように聞こえたからです。

このような発言を繰り返し聞かされている内に、私はだんだん「明勅」という名前に引っ掛かりを感じるようになりました。名は体を表すといいますが、高森「明勅」とは、どうやら、勅(天皇の御言葉)を明らかにする、すなわち、天皇の御言葉の意味を決定したり、御意志を断定したり、旧宮家の方々と対等だと感じたり、さらには、御意志を尊重すべき皇族の範囲を確定したりする権利が自分にはあると思い込んでいる人物、という意味になってきているようです。

 そこで、「君臣の分義」を強調する高森さんへの質問です。

 
 いくら親からつけてもらったとは言っても、自分の名に「勅」を使い続けることに違和感はないのでしょうか。
by nitta_hitoshi | 2012-05-07 22:27 | 女系天皇(主に高森さんへの問い)