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新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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小林よしのり氏“公認”「ゴーマニスト」宣言(110)

『サピオ』4月21号で小林さんは、自分が『天皇論』で「元々、天照大神は女性神である。ならば日本の天皇は女系だったと考えることもできる!」と書いたことを取り上げて、「『天皇論』のこの一言は、彼ら[男系維持優先論者]の主張にとっては致命傷にならかねない」(66頁)と述べています。

 その後、小林さんは、この議論があたかも自分のオリジナルな考えであるかのように言い募っていきます。典型的なのは『サピオ』6月23日号68頁で、この問題に櫻井よしこ氏が答える場面で、「来た!来た!どうせなら『小林よしのりが『天皇論』で描いた』と言ってほしいな」と書いています。

 しかし、この議論は、田中卓氏が「女系天皇で問題ありません」(『諸君!』平成18年3月号)で既に書いていたことで、小林さんの議論はその借用にすぎません。
「天照大神は、いうまでもなく皇室の御祖神であり、女神である」(55頁)
「日本国体の原理も、皇室の祖神も、天照大神という“女神”にもとづいている」(57頁)
「歴史的には、皇祖神の天照大神が『吾が子孫の王たるべき地』と神勅されている通り、“天照大神を母系とする子孫”であれば、男でも女でも、皇位につかけて何の不都合もないのである」(64頁)

 自分と考えが同じかどうかに関係なく、「二番煎じ」をオリジナルに見せかけるような書きぶりには、嫌悪感を覚えます。
by nitta_hitoshi | 2010-09-21 12:52 | 小林よしのりさん批判