新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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小林よしのり氏“公認”「ゴーマニスト」宣言(79)

忘れないように、ごーまんかまさせていただきます。

⑤.「もし天皇が憲法改正反対を明言なさったら、わしは逆賊になる!」(『天皇論』366頁)という記述は、自ら高唱する「承詔必謹」に明確に反していますので、『天皇論』のリコールを求めます。
 これを誠実に実行できるかどうかで、小林さんの「承詔必謹」が本物か、偽物か、つまみ食いか、面従腹背か、同調圧力の手段か、単なる生業の手段か、確認できるでしょう。


ゴーマニスト「降格」準則

32.ペテンの論法で読者を欺こうとしたら降格! つづき

 シナ男系絶対主義者=クレムリン小林さんは、『WiLL』平成21年12月号の「『廃太子論』はレベルが低すぎる」の中で、橋本明、西尾幹二、保阪正康氏らの「皇統を秋篠宮に譲れ」という議論を「易姓革命思想そのものです」(44頁)、「あれほど現行憲法に異を唱えながら、一方では『国民主権』の感覚丸出しで、恥ずかしげもなく『主権者は我々である。我々の望む皇室であってもらわなければ困る。我々の望む皇室に変革するぞ』と言っているのです」(45頁)と批判していました。

 ところが、いまや小林さんの方が、皇位継承順位第二位の秋篠宮殿下と第三位の悠仁親王殿下を斥けて、皇位継承権の無い愛子内親王殿下を「皇太子にせよ」と言い始めたのです。そして、その正当化理由として、以下の3点を上げています。

①「もともと天皇に『姓』はないのだから、『易姓革命』など起こらない」(『サピオ』平成22年8月4日号69頁)
②「『国体』は天皇だけでは完成しないということだ! 天皇と国民が、互いに信頼しあえる関係性が成立して、やっと『国体』は維持されるのだ!」(『サピオ』平成22年6月9日号61頁)
③「悠仁さまよりも、もうすでに国民は愛子さまに心を奪われてしまっている」(『サピオ』平成22年6月9日号61頁)

 皇太子殿下を排除することは「国民主権」感覚で「易姓革命」だが、秋篠宮殿下や悠仁親王殿下を斥けることは「国民主権」感覚でも「易姓革命」でもない、というのはどう考えても矛盾です。

○単なる「つぶやき」
 小林さんは、『天皇論・追撃編』を「今年中に単行本にして出す。参考文献も巻末に記す」(『WiLL』平成22年9月号194頁)と書いていますが、あれだけ発言がめまぐるしく変わっているものを一つに纏めて、一冊の本にできるのでしょうか。一冊に収めた瞬間に誰の目にも矛盾が明らかになって仕舞うので、全面改訂しないと危なくて公刊できないのではないかと思います。彼がどこをどう直すのか、楽しみです。
 ちなみに、「参考文献も巻末に記す」とのことですが、それは今までの本にもあったので、本格的な「注」とまではいかなくとも、引用箇所の頁数を明示するくらいのことはしてほしいと思います。
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by nitta_hitoshi | 2010-08-14 06:36 | 小林よしのりさん批判