小林よしのり氏“公認”「ゴーマニスト」宣言(47)
2010年 07月 04日
ごーまんかまさせていただきます。
③.自ら高唱する「承詔必謹」の実践として、明治天皇勅裁の「旧譜皇統譜」に反して、天照大神から皇統がはじまると書いてしまった『サピオ』平成22年5月12日のリコールを求めます。
これを誠実に実行できるかどうかで、小林さんの「承詔必謹」が本物か、偽物か、つまみ食いか、面従腹背か、単なる他者支配の手段か、単なる生業の手段か、確認できるでしょう。
ゴーマニスト「降格」準則
19.読者を欺こうとしたら降格! つづき
「ゴーマニスト」宣言(44)で「子供を交換した時点で男系が女系に転換したのだ、という魔法のような説明でも持ち出さない限り、アメノオシホミミがスサノオの子であること、すなわち、男系の男子であることを否定することはできないでしょう」と書いた後で、少し気になったので小林さんの発言を読み返してみたら、ありました!
「スサノオは皇祖神か? なんでわざわざ五男神を天照大神の系統(女系)に転換させたんじゃい?」(『サピオ』平成22年3月10日号63頁欄外)
そこで、次の質問は、すっかり頭に血が登ってしまっている小林さんよりも、高森さんにした方がいいと思いますので、「ゴー宣ネット道場」の高森ブログでお答え下さい。
古典の記述によってスサノオが生んだことが確実なオシホミミが、天照大神の系統(女系)に転換されられたという小林さんの説をあなたはどう思いますか? 性転換(個人の性を変える)ならまだしも、系統転換(親から生まれた事実を変える)などということが可能だと思われますか?
と質問してみて、ようやく、高森さんが「重要なのは神話のプロット(筋書き)に立ち入ることではなくて、本来、スサノオの命が出現せしめたはずの男性神が、結局なぜ天照大神に属することになったのか。(中略)ここに注目すべきなのです」(『サピオ』平成22年4月14・21日号67頁)と言い出して、自説を置き去りにし、自説の行き着く先を考えることを途中で止めてしまった理由が分かりました。
彼は自説に固執すると、「お前はスサノオを皇祖神だとでも言うのか」と追求されて、苦しい立場に追い込まれることを避けたかったのでしょう。
これは、政治的配慮として賢明だったと思いますが、学者としての誠実さという観点からみると、大いに議論の余地があると思います。
○単なるつぶやき
隔週の漫画は、スピードではブログにかなわず、映像と比較されることによって圧倒的な印象操作力を奪われ、言論の質・精密さでは単行本や月刊誌に劣るというように、これまでの武器がすべて中途半端なものになり、むしろ、弱点に転化してしまったのではないでしょうか。
③.自ら高唱する「承詔必謹」の実践として、明治天皇勅裁の「旧譜皇統譜」に反して、天照大神から皇統がはじまると書いてしまった『サピオ』平成22年5月12日のリコールを求めます。
これを誠実に実行できるかどうかで、小林さんの「承詔必謹」が本物か、偽物か、つまみ食いか、面従腹背か、単なる他者支配の手段か、単なる生業の手段か、確認できるでしょう。
ゴーマニスト「降格」準則
19.読者を欺こうとしたら降格! つづき
「ゴーマニスト」宣言(44)で「子供を交換した時点で男系が女系に転換したのだ、という魔法のような説明でも持ち出さない限り、アメノオシホミミがスサノオの子であること、すなわち、男系の男子であることを否定することはできないでしょう」と書いた後で、少し気になったので小林さんの発言を読み返してみたら、ありました!
「スサノオは皇祖神か? なんでわざわざ五男神を天照大神の系統(女系)に転換させたんじゃい?」(『サピオ』平成22年3月10日号63頁欄外)
そこで、次の質問は、すっかり頭に血が登ってしまっている小林さんよりも、高森さんにした方がいいと思いますので、「ゴー宣ネット道場」の高森ブログでお答え下さい。
古典の記述によってスサノオが生んだことが確実なオシホミミが、天照大神の系統(女系)に転換されられたという小林さんの説をあなたはどう思いますか? 性転換(個人の性を変える)ならまだしも、系統転換(親から生まれた事実を変える)などということが可能だと思われますか?
と質問してみて、ようやく、高森さんが「重要なのは神話のプロット(筋書き)に立ち入ることではなくて、本来、スサノオの命が出現せしめたはずの男性神が、結局なぜ天照大神に属することになったのか。(中略)ここに注目すべきなのです」(『サピオ』平成22年4月14・21日号67頁)と言い出して、自説を置き去りにし、自説の行き着く先を考えることを途中で止めてしまった理由が分かりました。
彼は自説に固執すると、「お前はスサノオを皇祖神だとでも言うのか」と追求されて、苦しい立場に追い込まれることを避けたかったのでしょう。
これは、政治的配慮として賢明だったと思いますが、学者としての誠実さという観点からみると、大いに議論の余地があると思います。
○単なるつぶやき
隔週の漫画は、スピードではブログにかなわず、映像と比較されることによって圧倒的な印象操作力を奪われ、言論の質・精密さでは単行本や月刊誌に劣るというように、これまでの武器がすべて中途半端なものになり、むしろ、弱点に転化してしまったのではないでしょうか。
by nitta_hitoshi
| 2010-07-04 06:39
| 小林よしのりさん批判