新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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小林よしのり氏“公認”「ゴーマニスト」宣言(39)

ごーまんかまさせていただきます。

①自ら高唱する「承詔必謹」のお手本として、イザナギ・イザナミを「皇祖」として描いてしまった(=小林さんによれば「勅裁」に背いていることになる)『天皇論』のリコール(欠陥[不敬?]商品を回収し、直して[絵を差し替えて]購入者に無料で配ること)を求めます。

 これを誠実に実行できるとかどうかで、小林さんの「承詔必謹」が本物か、偽物か、確認できることでしょう。


ゴーマニスト「降格」準則

18.他人の論文をパクッたら降格! つづき

 前回までで、シナ男系絶対主義者=クレムリン小林さんの主張は、基本的に、酒井信彦氏のパクリなのが確認できたと思います。そうなると、この問題については、クレムリン小林さんの言説を批判しても仕方ないと思いますから、かつて私が『正論』平成18年11月号で行った酒井氏批判を一部修正して掲載することにします。

◎酒井氏の主張の要約
 男系継承は本来シナの文明の産物であり、皇統の男系は厳密性・永続性においてシナに劣っている。したがって、男系にこだわればシナ人・朝鮮人に頭が上がらなくなってしまう。また、天皇家が「世界で唯一男系で繋いできた珍しい家系である」というのは全くの虚偽である。299頁

◎私の批判
 驚いたことに、酒井氏は、日本の皇統の特徴ついて、少し前の日本人なら誰でも知っていたような基本的な認識を欠いているようです。それは、君主の地位が一つの家系、一つの血統でずっと維持されてきたということです。男系維持論者は、その大前提に立って、男系が維持されてきたことを貴重だと言っているわけです。したがって、この大前提を欠いてしまっているシナや朝鮮(易姓革命の国)に対して、日本人が劣等感を抱かなければならない理由はいささかもありません。仮にもし、そんな素っ頓狂なこという御仁がいたら、宋の太宗皇帝が「其の(日本の)国王、一姓伝承して、臣下皆、世官なり(天皇は同じ血筋で現在までつづいており、臣下も祖先の職をついで天皇に仕えている)」と聞き、「此れ蓋し古の道なり(遠い時代からの理想的な在り方ではないか)」といって羨んだという記事が『宋史』の中にあることを教えてあげればいいでしょう。
 皇位を特定の家系が占め続けることの意味が分からず、「血統が続いているというだけなら、ゴキブリだって万世一系だ」など書いている文をかつて読んだことがありますが、孔子の方が実在が確実な天皇より古いのだから、孔子の家系の方が皇統よりも優れているという議論も、それと五十歩百歩でしょう。299-300頁


【シナ男系絶対主義者の定義】
シナの男系を絶対的基準(本物)と考え、その他の男系を偽物と考える。基本的思考の上で完全にシナに平伏しており、シナ男系原理主義者と言い替えることもできる。他文明の中で生まれた基準を自国の文明に当てはめることに血道を上げる点において、かつてマルクス史観(唯物史観、階級闘争史観、発展段階説)を日本に当てはめ、歪んでいる、遅れているなどと論じていた人々と思考の枠組みを同じくしている。
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by nitta_hitoshi | 2010-06-26 07:51 | 小林よしのりさん批判