新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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2010年 06月 09日 ( 2 )

小林さん、もう謝ってしまえば!

今日発売の『サピオ』6月23日号を買いました。
みなぼんが、私の『正論』への反論が載るとブログで予告(5月7日)していたので楽しみにしていました。ところが、全然載っていませんでした。欄外で二箇所、私の名前が出てきましたが、『正論』の内容とは無関係でした。

どうしたのでしょうか。

 “要するに反論できなかったということだろう”と得意になるよりも、“ペテンに引っかかって大事な500円を騙し取られてしまった!”みたいな、せこい気分になりました。たかだか500円のことで、こんなに怒ってしまう自分を発見させ、直面させてくれた小林さんに感謝します。

 それにしても
「いざとなればわしは皇族にも踏み込んで、批判を行わねばならなくなる!」
「わしにそれをさせないでほしいのだが!」
「いいかげんに気付いてほしいのだが!」とは。

これ以上ぼくちゃんを追い詰めると皇族の権威を傷つけてやるぞ!
皇室を巻き込んでメルト・ダウンしちゃうぞ!
 という意味でしょうか。

そんなに苦しいのでしょうか。 寂しいのでしょうか? 不安なのでしょうか? ひとりぼっちなのでしょうか?
こういう時は、今までのように八木さんに電話して、話を聞いてもらうのがいいと思います。西部先生に頼るのもいいかもしれません。

とにかく、自暴自棄になってはいけません。
「ごめんなさい」と謝るだけでいいのですから。
保守の人たちは小林さんが思っているよりもずっと心が広いと思います。
たぶん。
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by nitta_hitoshi | 2010-06-09 17:48 | 小林よしのりさん批判
ゴーマニスト「降格」準則

11.不勉強を隠すために大言壮語するようになったら降格!

 小林さんは、「天智天皇、元正天皇は、母親の女帝から皇位を継いでいる」「『日本書紀』『続日本紀』は、シナ正史のまねをして男系でつないでいるかのように記述しようとしたけれども、やっぱり女性天皇が母親だと書かざるを得ない。これで男系絶対が崩れてしまっている」(「核心を語る」5ロール目の4分以降)と言っています。しかし、前回も書きましたように、男系かどうかにとって問題なのは父方で天皇に繋がるかどうかだけであって、母方が天皇か否かは関係ありません。

 強いて言えば、天智天皇と元正天皇は、母方でも天皇につながる男系の天皇であったというだけのことです。
 したがって、小林氏が主張しているような「父方では天皇につながらない女系天皇」の先例にはなりません

 この当たりのことは、高森さんの双系論を批判した岡野友彦「女系継承の挫折ー道鏡事件」(『ボイス』平成16年10月号)などを読んでいれば、当然に理解できていなければならないことです。

 小林さんは、小堀桂一郎氏の批判に対して、「小堀氏に言っておくが、わしをなめては困る。全部読んでいる。男系絶対派も女系・双系派の論文や本も全部入手している」(『サピオ』平成21年11月25日号57頁欄外)と啖呵を切っておられましたが、どうやら、全部入手しただけで、全部読んでいるというわけではなかった、ようですね。

 古典を読む前に、大事な先行研究くらい読まないとね。 
全部読んだなんて、法螺を吹くのはダメ、ダメ、ダメ!

降格!

 ちなみに、親子関係だけで皇統は語れません(当たり前ですが)。せめて、
河内祥輔『中世の天皇観』(山川出版社、平成15年)
瀧浪貞子『女性天皇』(集英社新書、平成16年)
くらいは読んでから、議論に参加して下さい。
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by nitta_hitoshi | 2010-06-09 06:26 | 小林よしのりさん批判