新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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ジョン・ブリーン著『儀礼と権力ー天皇の明治維新』を吟味するー「語り」によって隠されたものは何か (24)

 ところが、事実は違う。福地が幕府の衰亡を決定的にしたとして重視したのは、文久二年六月、江戸に下向した勅使が突き付けた要求を幕府が受け入れて、一橋慶喜を将軍後見職に、松平慶永を政事総裁職に、それぞれ任命するとともに、将軍の上洛を決定したこと、一言で言えば、幕府が政治改革を求める勅命にしたがってしまったことだった。『幕府衰亡論』(東洋文庫、平凡社、昭和四二年)から、その部分を引用する。
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by nitta_hitoshi | 2013-03-07 22:04 | 英訳原文