新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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ジョン・ブリーン著『儀礼と権力ー天皇の明治維新』を吟味するー「語り」によって隠されたものは何か (14)

 私が問題に思うのは、サントナー氏の論文内容が創作されているという事実だけではない。もう一つ問題なのは、その創作が、読者に対して重大な論点を隠し、それによって自らは困難な論証を回避できるように仕組まれていることである。サントナー氏の「語りのフェティシズム」は、ホロコーストという他民族抹殺の企てから生まれたトラウマについての概念である。それを、いくら凄惨だったとはいえ、「戦争記憶」に直ちに適用することはできまい。
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by nitta_hitoshi | 2013-02-13 19:14 | 英訳原文