新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

ジョン・ブリーン著『儀礼と権力ー天皇の明治維新』を吟味するー「語り」によって隠されたものは何か (5)

 ところが、先の記述の中でサントナー氏の論文内容と合致するのは、サントナー氏が「語りのフェティシズム」という術語を用いているという部分だけで、あとは全てブリーン教授の創作なのである。サントナー氏はフランス人ではないし、ブリーン教授が注でサントナー氏の業績として挙げている「History beyond the pleasure principle」(二八四頁)という論文も、フランスの戦争記念施設の研究ではなく、ホロコースト以後におけるドイツの言説の研究なのである。
[PR]
by nitta_hitoshi | 2013-02-03 20:28 | 英訳原文