新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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ジョン・ブリーン著『儀礼と権力ー天皇の明治維新』を吟味するー「語り」によって隠されたものは何か (5)

 ところが、先の記述の中でサントナー氏の論文内容と合致するのは、サントナー氏が「語りのフェティシズム」という術語を用いているという部分だけで、あとは全てブリーン教授の創作なのである。サントナー氏はフランス人ではないし、ブリーン教授が注でサントナー氏の業績として挙げている「History beyond the pleasure principle」(二八四頁)という論文も、フランスの戦争記念施設の研究ではなく、ホロコースト以後におけるドイツの言説の研究なのである。
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by nitta_hitoshi | 2013-02-03 20:28 | 英訳原文