新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
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英文ブログ解説のお知らせ

 最近、痛切に、自分の論文を英訳することの必要性を感じるようになりました。それは、海外では依然として、私が研究している日本史、特に近現代史について、ゆがめられた議論が横行していることを認識させられたからです。その主な原因は二つだと思います。

 一つは、先の大戦中および日本占領中に生み出された日本の近現代史に対する先入観です。この先入観は、戦勝国民には疑いようのない真実そのものに見えています。それは、戦後世界の枠組みの基礎をなしている基本的な歴史観の一部となっています。したがって、この枠組みの外に出て、日本の近現代史を自由に問い、研究し、答えることは大変困難なのです。

 もう一つの原因は、英文で業績を発表していない研究者については、その最近の業績が、日本語を解しない外国の人々には正しく伝えられていないということです。 このような学問状況も元はと言えば、前述の枠組みにあると思われます。近現代を研究する外国人の多くは、前述の先入観にとらわれています。英語を駆使できる日本人の多くも同じ状況にあります。したがって、日本語を解しない外国人が入手する情報のほとんどは、彼らがもっている枠組みによって歪められてしまっているわけです。たとえば、その枠組みと相いれない理論や事実は、無視されたり、歪曲されたりして伝わっているわけです。

 どうしたらこの状況を一変できるのかはわかりません。ただ、近代神道を中心とした私の論文を翻訳してインターネットに載せれば、日本研究の最近の業績の一部を、日本語を解しない外国人にも知ってもらえることにはなると思います。その結果、彼らが日本について考える際に、これまでとは異なった視点をもってくれるようになれば、状況が変わる切っ掛けくらいにはなるのではないかと思います。

 そういうわけで、英文ブログを新たに開設しました。そこと外部リンクを張って、このブログには、原文を掲載することにします。
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by nitta_hitoshi | 2013-01-29 00:12 | お知らせ