新田均のコラムブログです


by nitta_hitoshi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

小林よしのり氏“公認”「ゴーマニスト」宣言(78)

ゴーマニスト「降格」準則

32.ペテンの論法で読者を欺こうとしたら降格! つづき

 シナ男系絶対主義者=クレムリン小林さんは、世襲宮家では正妻から十分な数の男子が生まれていたという私の主張に対して、次のような反論を書いています。
「四つの宮家のうち、三宮家は断絶してるんだよ! たった一つ残った伏見宮だって男子が生まれなかった正妻が6人もいたということだよ! 何でこれがわからんの? 史料が読めない学者かよ?」(『WiLL』平成22年9月号196頁欄外)

 これもペテンの論法ですね。三宮家の断絶は皇族の男子が不足していたから起きたのではありません。逆です。『皇室典範』が永世皇族主義を採用した結果、男子が十分に確保される見通しがたったために、むしろ宮家の乱立を防ぐために皇族の養子が禁じられことが原因です。男子が十分にいるために、養子を認めてまで、男子のいない宮家を存続させる必要がなかったのです。こんなことは『皇室典範義解』を読んでいれば、容易に理解できることです。
 さらに、以前、小林さんが鬼の首でも取ったように言及していた「皇族降下準則」制定が何のためだったかと考えてみれば、もっとはっきりします。三宮家が断絶してもまだ皇族の男子が多すぎ、それでこういう準則が作られたのです。

○単なる「つぶやき」
 小林さんは、「あくまで完成品は単行本だと思ってくれ」と書いています。そうなると雑誌は何なのでしょう。「雑誌は不完全な試作品だから、本を買ってくれ」というのは、商売としては巧みだと思いますが、道徳的に問題はないのでしょうか。「リコールする」と宣言する方が、よほど商業道徳に適っているのではないでしょうか。不完全だと分かっている作品で、皇位継承問題という国家の最重要課題を扱い続けてきたことに慚愧の念は起こらないのでしょうか。
[PR]
by nitta_hitoshi | 2010-08-13 06:41 | 小林よしのりさん批判